joy in love♪

心の声に素直になって、トキメキ・わくわくで生きること。時に恐れと向き合い、もまれながらも「愛と光を感じて人生を楽しく喜んで創っていく」人生を創ることに挑戦中!

母親の愛:「存在していてくれてありがとう」の話

【実母の話】

私は、母に愛されていたと思っていたけれど

「妹のほうがかわいいのでは?」という気持ちに駆られ

母には「お姉ちゃんとして、イイコ」を演じて

20歳まで生きてきました。

 

ただ、そうやって演じていると

母の本当の気持ちが見えなくなってしまい

「本当に母は私という存在を愛しているんだろうか?

イイコにしているから、愛してくれてるだけでは?」

と不安になってしまったことがありました。

 

祖母に

「あたしってお母さんに愛されていたのかな」ってぽつりと言ったら

 

「あなたのお母さんはね、結婚前、気が強くてね。

結婚してから、人が変わったように穏やかになったんだよ。

それから、結婚前は「結婚してダンナと喧嘩したら実家に戻る」

って言っていたけれど、結婚した後に「どう?」ってきいたら

「この子がいるからねぇ」って、いっていたんだよ」

 

と。

 

それをきいても、すぐにあたしは受け入れられなくて

(理由は下記の記事を読んでね↓)

joyinlove.hateblo.jp

 

「それは、お母さんがあたしのために我慢していたってこと?

あたしがいることで、お母さんはお母さんらしくいられなくて苦しかったの?

私の存在がお母さんを苦しめていたっていうこと?」

って、聞き返した。

 

モラハラな父だから、お母さんが我慢するという構図で

私の家(家庭)が成り立っていたため

お母さんの負担になっていないか

私の存在が母を苦しめていないか、とても心配だったからだ。

 

「ちがうよ」とおばあちゃんは微笑んで言った。

 

あたしの存在は、母にとって

「このこのためにがんばろう」という気持ちの表れで

「このこのためならがんばれる」と思っていたということだよ。と。

 

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母が生きている間に間に合わなかったけれど

 

「存在しているだけで、私は愛されていた」

 

祖母を通じて、その気持ちを受け取った瞬間でした。